バイオハザード4


バイオハザード4は、今までのバイオシリーズとは、システムが一新されております。
サバイバルホラーというジャンルから、アクションに重点が置かれたものになっています。
これまでは、銃撃戦しつつ、どちらかというと敵から逃げつつ脱出を図るのがメインシナリオでした。
しかし今作では、バンバン敵を倒して行き、
なおかつ、これまでのホラー的な恐怖とは違った恐怖を味わえるものになっています。

操作も一変され、固定カメラ視点であったのが、ビハインド(カメラがレオンの後ろを追ってくる)視点に変わり、
銃での攻撃も、自動焦点から、レーザサイトでの手動合わせに変わりました。
アイテム欄も、今までの何個までしか持てないシステムから、アタッシュケースに変わり、
その中に入る分まで、アイテムを持てるようになりました。
もちろん、あの四次元アイテムボックスもなくなりました。
アイテムも、落ちているものを拾うことや、敵を倒したりすることで手に入るようになり、
さらに、武器商人から購入することまで可能になりました。
そのため、お金(単位PTAS)を貯めることができるようになり、
これも、敵を倒したり村人の家の中から盗ったりすることで、得ることができます(ドラクエの主人公みたい)。

武器もハンドガンを筆頭に種類が増え、手榴弾なども出現します。
しかも、武器商人のところで武器の改造まで行えます。
(威力up、連射速度up、装填速度up、装弾数upができます。)
体力回復も、おなじみのハーブ、救急スプレーに加え、
牧場の鶏の生む卵や、湖で捕れる魚など身近なものが加えられています。

また、今回はプレイヤーの腕によって、難易度が変わる自動難易度調整機能があります。
よくダメージをくらうときは回復系のアイテムが多く出現する、回復を多く持っている場合は救急スプレーを買えない、
銃火器を好く使用すると、敵を倒したときに弾薬が手に入りやすい、などなど。

本編はというと、バイオ2の主人公の一人、レオンが単独主人公です。
アンブレラが崩壊し、それから6年語の話になります。
舞台は、ヨーロッパのとある村で、レオンは、大統領の娘であるアシュリーを探しにやってきます。
そこから、話が始まります。
ちなみにアシュリーは20歳。
バイオOBのヨーコと同い歳で、バイオ2のときのクレアより1歳上・・・そうは見えない・・・。

そして今回は、敵もゾンビから、知性のある、村人や教団に変わりました。
そのため、今までには無かった罠があったり、弓矢やらダイナマイトやらを使ってきます。
言葉も喋ります。
今までは『ヴ〜』とか『ア゛〜』とか『スターズ・・・』ぐらいでしたが、今回は、いろいろと喋ります。
スペイン語なので何といっているのか良くわかりませんが・・・。

今回は、謎解きは少ないですが、その分様々な武器を駆使して進んで行ったり、
イベント中にもキー入力が必要だったり(イベント中だからと気を抜いていると、よくGAME OVERになります)、
手に汗にぎる展開が待っています。

また、本編をクリアすると、バイオ3でもあった『ザ・マーシナリーズ』と、
エイダが主役の『エイダ・ザ・スパイ』という、2つのミニゲームをプレイすることができます。
これらミニゲームをクリアすると、隠し武器を本編で武器商人から購入することができます。

これまでのシリーズとは打って変わっていますが、レオンが主人公ですし、
ストーリーにはバイオ2に出てきたエイダが出てきたりと、これまでとの関連性もあり、
まったく違うゲームになったわけではないです。
バイオハザード4は、新たなバイオハザードの始まりとのことで、続編にも期待しています。

 

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