デュープリズム


デュープリズムは、プレイステーションで発売されたファンタジックなアクションRPGで、
遺産と呼ばれる、過去の大魔法使いが残したアイテムを探すべく2人の主人公が活躍するストーリーです。
ストーリーはミント編とルウ編と2つあります。

ミント編・・・主人公は、東天王国の女王候補だったが、わがままだったため、
       妹のマヤに女王の座を奪われてしまった、カボチャ嫌いな元女王候補のミントです。
       その報復に遺産を集めてマヤに仕返しをし、
       遺産の力で世界征服をしようとします。
       ミント編は基本的にお笑い重視のストーリーです。
       ミントは魔法を使用することができます。
       魔法は色で区別され、それぞれに特性があり、その力を駆使してストーリーを進めて行きます。
       ちなみに、通常攻撃は、手に持っているリングや蹴りです。
       結構、面倒見が良いと思う。
       また、ミント編にはルウも登場します。

ルウ編・・・主人公は、ある日突然育ての親代わりであったクレアを失ってしまい、
      遺産の力でクレアを生き返らせようとする、不思議な力を持った少年ルウです。
      モンスターに姿を変えることができる能力を持っているが、
      本人自身、なぜそんな力があるのかを知らない。
      ルウ編は基本的にシリアスストーリーです。
      基本攻撃は斧ですが、たおしたモンスターのコインを取ることでそのモンスターに変身でき、
      モンスターの特殊能力を駆使してストーリーを進めて行きます。
      また、ルウ編にはミントも登場します。

システムは、普通のRPGとは違い、まずレベル制ではありません。
HP,MPがメインパラメータですが、HPは敵からダメージを受けるごとに1づつ上昇し、
MPは、魔法を使うことで1づつ増えて行きます。MPは、通常攻撃をすることで回復します。
また、モンスターを一定数たおすと、町で料理してもらうことができ、これでもHP,MPを上げることができます。

拠点となる町が一つあり、そこを中心に物語が進んで行きます。
キャラクターのやり取りも全部フルポリゴンで行われます。
が、動きが細かく、見ていて楽しいです(特にミント)。
肝心のアクション面ですが、正直操作性が少し?なところがあると思います(ミニゲームとかやってると特に)。
雑魚敵との戦闘に関しては簡単ですが、ボスには、結構苦戦します。
(足場が悪かったり、どこが弱点か分かり辛かったり・・・)

総合的に見て、このデュープリズムはかなりの良作だと思います。
キャラクターの性格も上手にストーリーに絡んでくるのでやっていて飽きないです。
音楽も、世界観にあっていて、かなり良いです。

現在、ベスト版デュープリズムが発売されています。

 

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