アイドル雀士R 雀ぐる★プロジェクト
アイドル雀士とタイトルについていますが、
これまでのアイドル雀士スーチーパイシリーズとは全く違ってます。
雀ぐる★プロジェクトは、本当にアイドルをプロデュースするストーリーとなっています。あらすじは、
舞台は近未来、麻雀がお茶の間に浸透するほどのエンターテイメントと化しており、
TVのゴールデンタイムに、麻雀対局が放映されている世界の話です。麻雀世界におされ気味のアイドル業界、音楽不況に見舞われている中、
超売れっ子プロデューサー「テングー」だけは、麻雀でトップを狙おうとする。
自分でプロデュースしてきたアイドルたちの中から、最強のアイドル雀士を作ることになります。ゲームは、この最強のアイドル雀士を誕生させるイベントが舞台となります。
プロデュースできるアイドルはチームになっています。
それぞれのチームの中からプロデュースしたいチームとリーダーを選び、
イベントで麻雀勝負を勝ち進んで行くと、最強のアイドル雀士となることができます。使用できるアイドルチームは、4チームあります。
特定の条件を満たすと、プロデューサーのテングーも使用できます。
チーム名 | キャラクター名 ()内は本名 | 持ち点数 | 必殺技A | 必殺技B | チーム必殺技 |
モーパイン | サトル (佐藤るか) | 8000 | タイムプレビュー (自分の引く牌が数順先まで見れる) | プチスケルトン (相手の手牌を、 3個透視できる) | モーパインスケルトン (相手の手牌を、 全て透視できる) |
まなな (中谷愛美) | 6000 | フローズンワード (一定時間、字牌のみツモる) | |||
キム (キム=ミナ) | 7000 | ネリチャギスペシャル (相手に振り込んだ牌を壊して、ロンを無効にする) | |||
ウラドラ3 | マコッチ (村島真琴) | 7000 | ドリーミングクローバー (上がり時、カンドラ牌が一枚多く開く) | ゴーゴーウェポン | ウラドラプロミス (必ず裏ドラがつく) |
ビビ (ビビアン=ウー) | 5000 | ドラゴンファイヤー (カンした牌がドラになる) | |||
チカゲ (工藤千景) | 6000 | ウラドラシークレット (リーチしていなくても、裏ドラ牌を開くことができる) | |||
ピンフレディー | ちばぴょん (千葉つばめ) | 4000 | ちょっとナッシング (相手に振り込んだ牌を、手元にもどすことができる) | さいごのおねがい | いつまでもタイフーン (指定した牌を、 配りなおすことができる) |
マロリン (長谷まろん) | 3000 | おねがいラッキーパイ (一定時間、引きを強くできる) | |||
オーラ | ユリカ (?) | 12000 | ミッドナイトドリーム (鳴いた牌を、門前に戻すことができる) | パネルドリーム (パネルマッチで、 パネルを1枚多く めくることができる) |
ルールオブフォーチュン |
ひとみ (?) | 10000 | セクシーナイトメア (一定時間、相手の引きが弱くなる) | |||
テングー | テングー (天宮樹里) | 30000 | ファンタジックチャラ (相手の配牌をやりなおすことができる) | ゴールデンリーチ (ノーマルリーチが、 ダブルリーチになる) | キックバックイリュージョン (相手のマイナス点が2倍になる) |
ゲーム構成はこれまでのアイドル雀士シリーズのように、
麻雀勝負→パネルマッチ→パネルマッチ→・・・
の流れですが、今回は、無理にパネルマッチをクリアする必要はないです。
(パネルマッチをやらないと、必殺技が手に入りませんが・・・)
そのため、相手をハコテンにしてガンガン進んで行けば良いのですが、
配牌が普通で、理不尽な手がくるわけではないのです(かなり普通)。しかも、2人打ちなのに、なぜか4人打ち麻雀の点数計算のため、ロン上がりしないと、
なかなか相手を一発でハコテンにすることができません(しかも、ツモ上がりが多い、このゲームは・・・)。ちなみに持ち点は、相手の上がりでマイナスはされますが、プラスはされない減点方式になっています。
おまけもあり、ショップで買い物ができるというものです。
パネルマッチでの+3、+5パネルや、上がり点数の1/100がポイントとなって貯まって行き、
ポイントが貯まると、牌の絵柄変更、雀卓の絵柄変更、必殺技時の掛け声変更、
ショップ店長のマロリンの服変更、店長変更を購入することができます。
ストーリーおよびシングルモードをクリアすることで、購入できる種類が増えて行きます。プレイしてみて。。。
オープニングはアイドル物っぽくて良かったです。
(そのままほっておくと、チーム紹介が始まるのも良かったです。)肝心の麻雀パートですが、イカサマ技がなければ、ごく普通の麻雀です。
今回チーム性になったことで、イカサマ技が個人にバラけてしまい、
ガンガン進めなくなったのが少し悲しいです。
麻雀途中に喋るのも良いとは思うのですが、そこで動作が止まってしまいサクサク進めないのが痛いです。
必殺技使用時のアニメーションも、もっと動いてほしかったです。主題歌も、オープニングとエンディングしかなく、せめてチームエンディングごとの主題歌があっても良かったと思います。
(CG1枚では、ちょっとものたりないです・・・)
今までのシリーズとは、おまけの方向性が違っているのが残念です。キャラクターにはそれぞれ個性があって、本編は楽しむことができますが、
シングルモードは全員同じ感じがあり、途中で飽きてくるのもちょっとこまりものです。続編が出るのであれば、キャラクターは今回のキャラクターが結構良いので、キャラクター+αして、
もっと個性を生かすことのできるシステムにしてほしいです(漫才があるとか、アニメーションバリバリとか)。